予防・クリーニング
予防のために
定期的な通院を
このようなお悩みがある方は、当院までご相談ください。
- 歯を磨いているのにむし歯になる
- 歯科医院が苦手で、怖さを感じる
- 自分に合ったブラッシング法を身につけたい
- いくつになってもご自身の歯を保ちたい
予防ケアとは、どんな取り組み?
予防ケアとは、むし歯や歯周病から健康な歯を守るための取り組みです。かつては「歯科医院は歯が痛くなってから通う場所」といった考え方が一般的でした。しかし近年、健康意識の高まりとともに、歯科医院で定期的な予防ケアを受ける習慣をもつことで、「いくつになってもご自身の歯でしっかり噛める状態をめざせる」という考え方が広く浸透しつつあります。
お口の環境をすこやかに保つためには、毎日のセルフケアはもちろんのこと、定期的に受ける専門的なプロケアが欠かせません。予防のプロフェッショナルと一緒に、歯科医院を「治療をする場所」から「病気を未然に防ぐ場所」へと捉え直していきましょう。
予防ケアという
新しい習慣を
日本ではこれまで、おもに治療のために歯医者を受診するという行動パターンが一般的でした。その一方で、予防の取り組みが進んでいる北欧の国スウェーデンでは、小さなころからお口のケアを徹底することや、デンタルフロスを毎日使うことが習慣化されており、歯科医院での定期検診やクリーニングも日常の光景となっています。
かつてスウェーデンでもむし歯や歯周病は大きな課題でしたが、国家戦略として予防に力を入れた結果、高いレベルでの残存歯数を維持するに至りました。日本においても、歯科界と国民が一体となった「8020運動」の取り組みが着実に実を結んでいます。厚生労働省の「令和6年歯科疾患実態調査」によると、80歳で20本以上の歯を残す「8020達成者率」は61.5%とされ、前回の調査よりも上昇しています。
このように、健康に対する意識を前向きに変えるだけでも、健康なお口を守ることにつながるのです。予防ケアは、継続することで効果が高まります。早めに取り組むことがおすすめですので、ぜひ今から始めてみませんか。
予防ケアのメリット
お口の健康を長く維持することには、「生活の質」を高める多くのメリットがあります。
- いつまでもご自身の歯でおいしく食べられる
- 身体全体の健康維持にも深くつながる
- 痛みが出る前に早期発見や早期処置ができる
- お口の中がすっきりとして心地よい爽快感が得られる
- 口臭を予防できる
- 長期的な経済的負担を抑えられる
入れ歯や義歯は機能回復に有効ですが、噛み心地には個人差があり、天然歯に近づけるために度重なる調整が必要になることがあります。
予防ケアを実践する大きなメリットは、生涯にわたってご自身の歯でおいしく食事を味わい、快活な会話をいつまでも楽しめる点にあります。
また歯周病は、誤嚥性肺炎や糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症といった全身の病気とも深い関わりがあるため、お口の環境を清潔に保つことは身体全体の健康を守ることにも直結するのです。
さらに、定期的なケアを継続していくことは、生涯にわたり何度も歯科治療を繰り返すよりも、長期的な経済的負担の軽減につながります。たとえば歯を1本失ってインプラント治療を選択した場合、内容や条件によって費用が変わりますが、数十万円程度となることがあります。それを考慮すると、ご自身の歯を守ることは結果として大きな支出の抑制になることがわかるでしょう。専門的なクリーニングを受けるとお口の中がさっぱりして心地よく、定期的な検診を続けることで日々のゆとりある生活にもつながるはずです。
定期検診の内容について
むし歯や歯周病の発生を防ぎ、すこやかな口腔環境を保つためには定期検診が必要不可欠です。お口の中の健康がしっかりと維持されているかどうか、以下の項目に沿って歯科医師がプロの視点ですみずみまで細かく確認していきます。
- むし歯や歯周病の有無を細かく確認
- お口の状況に合わせた各種検査
- 専門的な歯のクリーニング(PMTC)
- お一人お一人に合わせたブラッシング指導
- 詰め物や被せ物の不具合のチェック
- お口の中の粘膜に異常がないかの確認
これらの入念な診査を行うことで、むし歯や歯周病、そのほかのトラブルの早期発見につながります。必要に応じて早期の段階で適切なケアや処置を行えば、お口の健康を取り戻すことが可能です。
ご家族皆さまでの予防が
おすすめです
むし歯や歯周病は、細菌による感染症としての側面を持っています。そのため、小さなお子さまのお口の中の環境は、同居などで接触が多いご家族の口腔状態の影響を受けることがあります。ご家族で定期検診を受け、予防ケアに取り組むことで、お子さまへの感染リスクの低減や、ご家族全体のむし歯・歯周病リスクの軽減が期待できるのです。一日も早く、大切なご家族の皆さまで健康な予防習慣を始めましょう。
月に1回、歯ブラシの
交換日を決めましょう
新しくおろしたての歯ブラシに比べ、毛先が開いてしまった歯ブラシでは、歯垢の除去率が大幅に低下するといわれています。お口の清掃効果を維持するためにも、月に1回を目安に新しいものに交換しましょう。
よく噛む習慣を
つけましょう
唾液には、食後のお口の中の環境を酸性から中性へと戻し、歯の再石灰化を促してむし歯を防ぐ大切なはたらきがあります。食事を摂る際は、1口につき30回ほどよく噛むことを意識して、唾液の分泌を活発に促しましょう。
お子さまに仕上げ磨きを
しましょう
小学生の時期は、乳歯から永久歯へと歯が生え変わっている最中で、歯並びに段差があり非常に磨きづらい特徴を持っています。磨き残しを防ぐためにも、保護者の方がすみずみまで丁寧に仕上げ磨きを行ってあげてください。
- 歯面清掃装置を使ったクリーニングは自由診療です。
- デメリット・リスク:お口の状態によっては、一時的に出血することがあります。
- 治療期間・回数:約3〜4ヶ月に1回のメンテナンスが目安です。
- 治療の流れ:歯垢や歯石を取り除き、専用の装置で歯をクリーニングいたします。